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病気の早期発見のために健康診断を受けることをお勧めします。

健康診断プランについて

 大切な家族と出来るだけ長く一緒に暮らせる様に、定期的な健康診断を受けさせることをお勧めします。特に腫瘍や腎臓病、心臓病などは早期に発見して治療をしていく事が大切です。
 当院では犬では春のフィラリア予防の際の血液検査で定期的に健康診断をすることをお勧めしています。また、画像診断を含めた健康診断は予約が必要となり、当日の朝の食餌を抜いて来院して頂き、午前中にお預かりさせて頂いて、夕方の診療時にお迎えに来て頂く形になります。

健康診断の実際(画像診断を含んだ検査は要予約です)

腹部超音波検査

デジタルX線検査

 お預かりした後、採血、X線検査、超音波検査という順序で実施していきます。採血の痛みは一瞬ですし、X線検査や超音波検査もポーズをとってもらうだけですので、痛みやストレスのかかるものではありません。
 腹部超音波検査は非常に情報量の多い検査ですが、胃腸の中に餌が入っていたり、お腹に毛が生えていると検査の精度が落ちてしまいます。そのため、朝ご飯を抜いて来院して頂き、お腹の毛を剃らせて頂く必要があります。
 これらの検査にかかる動物の負担は大きなものではありませんが、怖がりの動物では強いストレスを受けることもあります。また、恐怖で攻撃的になる動物では充分な時間をかけて検査することが難しい場合もあります。

健康診断の時期や頻度は?

 犬や猫は体格や品種にりますがおよそ1歳齢で大人になり、その後1年に4歳くらいの割合で年をとっていくと言われています。人よりも生きていくサイクルが短い訳ですから、理想的な健康診断の頻度は実は3カ月に一度くらいではないかと思います。実際にはその頻度での健康診断は難しいため、せめて年に1~2回の健康診断を受けて頂くのが現実的なところかと思います。
 また、若い時期は去勢・避妊手術の術前検査などで先天的な病気の可能性が否定されていれば、定期的な血液検査でも充分かもしれません。6歳くらいから中年齢〜老齢期になってきますので、この時期を過ぎた動物はX線検査や超音波検査などの画像診断を含めた詳しい健康診断をすることをお勧めしています。

健康診断の費用は?

 健康診断の費用はそれに含まれる検査内容によって異なりますのでお問合せ下さい。また、動物の性格によっては眼の検査が出来ないなどの事態もあり得ますので、実際に実施可能であった検査費用のみ請求させていただきます。

初診でも予約できますか?

 過去の病歴や性格などが分からない状態での予約は出来れば避けたいところです。一度診察を受けて頂いて精密検査でお預かりしても動物が過度のストレスを受けないかなど判断してからが望ましいと考えます。