診断用設備紹介

超音波診断装置

超音波診断装置

超音波診断装置
 超音波検査は最小限の負担で動物の体の内側を見ることができる検査です。心臓の検査や腹部の臓器の検査において活躍します。診察の中でスクリーニング的に使用する場合と、精密検査として使用する場合があります。検査の画像は自動的に診察室のパソコン内に保存されますので過去の検査結果との比較も容易です。


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自動血球計算装置

自動血球計算装置
 白血球数の増減や貧血の有無、血小板の数を調べる検査機器です。ヘマトクリット管による検査、顕微鏡による血液塗抹検査を組み合わせて評価します。犬、猫の他にウサギやフェレットなどでも使用できます。


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血液生化学検査装置

血液生化学検査装置
 血糖値や腎臓や肝臓の機能を始め、犬リパーゼや犬CRPなど特殊な項目含めて大半の血液検査の実施がこの一台で可能です。犬猫以外の動物の正常値も公開されており、信頼性の高い検査機器です。2022年に先代の機械から新調しました。

血液生化学検査装置

血液生化学検査装置
  様々な内分泌疾患(ホルモン関連疾患)の検査を行います。検査センターに依頼する場合に比べて迅速に結果が得られ、素早く治療開始できます。

血液生化学検査装置

血液生化学検査装置
  微量な血液で様々な項目を同時に測定する生化学機器です。主に血液採取量の少ないエキゾチックアニマルの検査に使用する他、バックアップの役目をになっています。

血液ガス分析装置

血液ガス分析装置
  血液中の酸素や二酸化炭素濃度やpHを調べることによって病気の動物の状態を把握する血液検査装置です。イオン化カルシウムや乳酸値も調べることが可能です。特に調子が悪い動物の治療に活躍します。

血液凝固系検査装置

血液凝固系検査装置
 体の中では 出血が起きると血小板が血管の傷を塞いで止血をしますが、その後に起こるフィブリンによる二次止血に問題がないかを調べる機器です。殺鼠剤の中毒の診断や手術前の検査に使用されます。2022年に導入しました。

尿化学分析装置

尿化学分析装置
 尿検査を客観的に正確に実施できる装置です。腎疾患の診断治療の有力な指標となるUPCを半定量的に評価でき、迅速に治療に反映させる事ができます。

遠心分離器 KUBOTA 3220

遠心分離器
 貧血の有無を調べたり、特殊な血液検査や糞便検査、尿検査など様々な局面で活躍します。

PetMAPデジタル

動物用血圧計
 心疾患、腎疾患、内分泌の異常などから生じる高血圧を診断します。動物の高血圧は検査しないと中々分かりません。放置していると腎機能の低下や網膜変性による失明の原因となります。

眼圧計 Tono-Vet

眼圧計
 眼圧測定は緑内障やぶどう膜炎の診断に必須の検査であり、眼科領域では「体温測定のようなもの」と言われています。当院に導入した眼圧計は点眼麻酔の必要ないタイプであり、気軽に眼圧の測定が出来ます。眼の異常を訴えて来院された場合、標準的な検査に組み込んでいます。

パンオプティック検眼鏡

パンオプティック検眼鏡
 パンオプティック検眼鏡は散瞳処置を必要とせずに広い範囲で眼底を観察することが出来ます。網膜の変性や網膜剥離、眼底出血などの有無を確認する検査です。アタッチメントを使用することで眼底写真の保存も可能です。

スリットランプ

ポータブルスリットランプ
 細い光を当てながら眼を観察する手持ちの顕微鏡です。白内障やぶどう膜炎、角膜の損傷などを調べることができます。当院では画像をカメラに保存できるタイプを採用しており、記録を保存すると共に眼科専門医との連携を心がけています。

硬性鏡

硬性内視鏡
 各サイズの硬性内視鏡を用意しています。硬性内視鏡の画像はカメラシステムでモニターに表示され、必要に応じて記録ができます。診察室における耳道の検査で日常的に使用しますが、膀胱鏡やウサギの気管挿管、エキゾチック動物の口腔内検査などに活用されます。

 
 

光学顕微鏡

光学顕微鏡
  血液検査、尿検査、糞便検査や腫瘍の細胞診検査など様々な場面で活躍します。デジタル一眼レフが接続されており、糞便検査などの様子をハイビジョン画質で説明することが可能です。

デジタルX線システム

デジタルX線システム(DR)
 デジタルX線システム(DR)の採用によって鮮明なX線画像が迅速に得られ、院内の複数のパソコンに映し出されます。パソコン上では拡大や計測が可能で、過去のレントゲン画像との比較も容易です。二次病院への紹介の際にもデジタル化のメリットが生かされます。

X線発生装置

天井走行

X線発生装置
 手術X線室の天井に走行しており、ここからX線が発生して前述のデジタルX線システムとの組み合わせで実際のX線写真が作られます。手術台へ平行にスライドします。当院では透視装置に対応した発生装置を使用しており、手術中に必要に応じて透視装置が使用可能です。

透視装置

X線透視装置
 リアルタイムのX線画像を表示できる装置です。整形外科や各種インターベンション治療、造影検査において効果を発揮します。

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歯科用X線検査装置

歯科用X線検査装置
 歯科処置の際に口腔内にデジタルセンサーを入れてレントゲン撮影を行うことにより肉眼的に確認できない歯と歯周組織の構造の変化を知ることができます。歯科処置の治療方針の決定に重要な役割を担います。 デンタルケアについてはこちら

コーンビームCT

コーンビームCT装置
 動物用の小型CT装置です。3次元の画像が得られ、診断や手術計画に役立ちます。大学病院や高度診療施設にあるヘリカルCTとは性質が異なるため、適応できる範囲は限られており、また、猫や小型犬までのサイズしか撮影はできません。
 

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